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コラム Vol.6 バドミントン用具にケチってお金をかけない事がいかにもったいないか
みなさん、こんにちは。バドミントンレッスンコーチの山崎です。
今日のテーマは「バドミントン用具にケチってお金をかけない事がいかにもったいないか」についてです。
当方で行うバドミントンレッスンでは、基本ラケットやシューズ、シャトルっ国などバドミントン用具はレッスンを受ける人ご自身でご用意いただいています。
で、実際にレッスンを行う段階になって、おもちゃのようなラケットとシャトルコックで使い物にならないということが多々あります。
おもちゃのようとまでいかなくても、あまり質の良いラケットやシャトルでない場合は、ただでさえスキルが未熟なのに、道具も性能が悪いのでダブルで上手く打てない条件が揃ってしまいます。
よく初心者のうちは、あまり高いモノを使わなくて良いと考えていますが・・・その考えには、どうせまだバドミントンという競技を長く続けるかわからないので、高いモノを買うともったいないからという理由から来ているんでしょう。
もし競技を長く続けるつもりなら、初心者であろうが道具に徹底的にこだわってください。
ラケットは初心者用でもいいのですが、なるべく高くて性能の良いモノをおススメします。
あと意外に大事なのがガットです。
こちらも性能の良いものを選んで、ガットのテンション(固さ)もじぶんに合うテンションを徹底的にこだわってください。
そして最後に絶対、徹底的にこだわった方が良いのがシャトルコックです。
バドミントンというのは実に繊細なスポーツです。
5cmの飛距離で泣いたり笑ったりするスポーツです。
トップレベルになれば1cm飛ぶか飛ばないかで勝敗が左右されるようになってきます。
ラケットやガット以上に、その飛びを左右してしまうのがシャトルコックです。
安いシャトルは飛びにバラツキがありますし、すぐに壊れますし、キチンと打ったとしてもクルクル回ってしまうものがあります。
正直、安いシャトルコックを浸かって練習するくらいならシャトルを使わずに素振りやフットワークをしている方がはるかに有意義です。
最近は物価高騰でシャトルコックはびっくりするくらい値段が上がっているので、お金を節約したい気持ちはわかります。
しかし、安いシャトルで練習したとしてもすぐに壊れますし、何よりキチンと飛んでくれないシャトルで練習をしても効果的ではないですし練習する意味がありません。
Amazonなどで一番安いシャトルを購入するというのは、やめてください。
おススメのシャトルコックはやはりヨネックスの【ニューオフィシャル】もしくは、【エアロセンサ700】になります。
※飛距離番号は季節に応じてお選びください。
※飛距離番号は飛ぶ速さを示す番号です。
ヨネックスのシャトルにおける飛距離番号とは、シャトルが飛ぶ速さを示す番号のことです。数字が大きくなるほど、シャトルは飛びやすくなります。夏場など気温が高い時期は飛びにくいため2番、冬場など気温が低い時期は飛びやすいため5番が適しており、季節や体育館の環境に合わせて使い分けるのが一般的です。
◇気温と対応する番番号:
2番:夏用。気温27℃〜33℃
3番:春秋用。気温22℃〜28℃
4番:春秋用。気温17℃〜23℃
5番:冬用。気温12℃〜18℃